ドライクリーニング機のベースタンク(溶剤貯蔵庫)の掃除
昨日(7月31日)、ドライクリーニング機のベースタンク掃除を行いました。
ベースタンクはドライクリーニング溶剤を貯蔵する場所。
ドライクリーニング機ではドライクリーニング溶剤(洗浄液)の排水(排液)が出来ないので、溶剤(洗浄液)を清浄化する為にフィルター(濾紙)やカーボン(活性炭)などを使用し汚れや不純物などを取り除きます。
でも、どうしても取り除けない僅かな汚れや不純物などが蓄積していく為にベースタンク(貯蔵庫)を掃除する必要があります。こ
この作業はクリーニング業者では出来ない(出来ない事はないのですが・・・非常に手間が掛かってしまう)ので専門の業者さんに依頼します。
作業現場です。
これからベースタンクからドライクリーニング溶剤(洗浄液)を吸い上げてベースタンク(貯蔵庫)を空にします。
溶剤を吸い上げたベースタンク(貯蔵庫)。
一般的に嫌な臭いの元になる水を含んだ汚れはほとんどなく、砂が底にあり、上や側壁には繊維屑がこびり付いています。
通常のクリーニング店では水の含んだ汚れがかなり蓄積しているようですが、当店ではドライ溶剤の管理や洗浄方法にも工夫していますので状態も全く問題はありません。
業者さんも「別に掃除をやる必要もありませんが」と言われていました。
ただ、それでもやはり掃除はしておいた方が良いので定期的にしています。
溶剤を噴射しながらこびり付いた繊維屑や溜まった砂を動かして、バキュームで吸い上げるという作業をされています。
これは専門の業者さんでないと出来ません。
結果、キレイに。
費用は掛かりますが、定期的な掃除はやはり品質を維持する為にも必要です。
安心してクリーニングのご依頼をして下さいね。