デリケートなお洋服にも最善のお手入れを
6月の初めに仕事関係で東京に行って来ました。
夜に時間が空いたので、同僚とスカイツリーに。
雨に煙るスカイツリーもなかなかイイモノです。
お土産屋さんにもギリギリ間に合ってドタバタしながらも楽しめました。
次の日は、帰りまで時間があったので癒されに行こうと清澄庭園に。
お天気が良ければ良かったんですけどね。
さて、ハイエンドブランド(ハイブランドじゃないですよ)と言っても良いのでしょうか、Lucien Pellat-Finetのお洋服をお預かりしました。
デリケートなお洋服なのでホントに気を使います。
その中の一点、ダウンジャケット。
生地はポリエステルですが、極細のポリエステル糸を甘く織られているようでスゴク柔らかで風合いの良い質感です。
スライダーの引き手も存在感があるので影響が出るのではと思われますので、念の為に布で保護させて頂きました。
もちろん、問題なく仕上がりました。
クリーニング前よりボリュームもアップしていますね。
デリケートなお洋服も大切にお手入れさせて頂いています。
FASHION PRESSで 「 Lucien Pellat-Finet 」 を調べていると・・・スゴイ事が書かれていました。
そりゃあ、一般的なウールに比べればカシミヤは水の影響を受けにくいんですけど・・・。
水洗い後のその質感を顧客が受け入れられるのか。
それがベストなら大々的にコマーシャルすべきだと思うんですけど。
こんな所で言われたって・・・。
というか、デザイナーって生地の経時変化や水あるいは有機溶剤などの溶媒に対する変化を理解しているんでしょうか。
理解されているのはCOMME des GARCONSやYohji Yamamotoのような気がしています。